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資本金を募るもの

株式会社設立とは本来は外部から資本金を募るもの


株式会社設立には、当然に資本金というものが必要になります。

まあ、これは株式会社の場合に限らず、どのような形態の会社ではあっても、会社というものが事業を行ってゆくための組織である以上、その元手となる資本金というものが必要不可欠であるわけなのですが。

株式会社の場合、この元手となる資金を設立者自らが負担するのではなく、多くの人から広く集める、つまりは株式会社設立のための資金を広く外部から募る、という点に、その最大の特徴があるわけです。

もっとも、株式会社設立の方式にも、発起設立と募集設立という二つの方式があって、発起設立の場合には、会社の設立者である発起人が自ら出資する、という方式となっているわけなのですが、これはいわば後から付加された設立方式であって、本来、株式会社というものは、外部から広範囲に出資者を募ることで、設立者のみでは到底負担し得ない巨額の資本金を調達可能にすることで、大規模な事業を興すことができる会社法人を設立する、という目的で誕生した会社形態であるわけです。

このことは、史上初の株式会社として誕生したものが、オランダ東インド会社という、オランダが大々的に海外での事業展開を行うために設けられた会社であった、という歴史的な事実からもよくわかります。

その後、この株式会社は、鉄道事業や船舶事業、大規模な運河の建設、といった従来の商人では不可能であった、巨額の設備投資が不可欠となる事業の展開を可能にするために続々と設立され、このようにして、従来では不可能であった大規模な事業の展開が可能となったことで、資本主義経済というものの基盤が確立されて行ったのでした。

このように、株式会社というものの本質は、あくまでも外部から広く資本を調達することで、巨大な規模の事業勃興を可能にすることにあったわけですし、その本質は今でも変わることはありません。

従って、株式会社設立とは、本来はあくまでも募集設立という、外部から広範囲に出資者を募ることによって、巨額の資本金を集め、大規模な事業を興すという目的のために行われるものなのであり、このために株式会社設立と共に株式という出資証明書が発行され、その株式発行量の多寡によって、その株式会社の経営評価が行われる、という株式会社システムがその基盤となっている、今日の企業社会の基本形態が形成されているわけなのです。

資本主義経済という、今日の経済体制の在り方を表している言葉それ自体が、このことを雄弁に物語っているのです。

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